『未来につなぐ職場つくりの実践』 /一般社団法人日本塗装工業会長崎県支部・出端隆治支部長
2022年01月04日(火)
特集記事
人物
新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。平素より関係各位の皆様方には、ご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年一年間を思い返しますと、一昨年からの新型コロナウイルス感染症拡大に伴い緊急事態宣言下の中での生活が続き、ひっ迫する医療環境の中、医療、介護の現場では従事者の皆様が日々奔走され我々の命を守ってくださいました。心から感謝申し上げます。多くの方の生活環境を一変させ、今なお変異を繰り返しながら猛威をふるう感染症に対し、しっかりとした感染症対策を行うことは、必要不可欠なこととであると考えております。そのような中、昨年は、平和の祭典であるオリンピック・パラリンピックが無観客ながら開催され、選手の皆様には多くの感動を頂きました。また、アメリカ大リーグでの大谷選手の二刀流による活躍、マスターズチャンピオンとなった松山選手の活躍、水泳の池江選手の奇跡的な復活劇など国内外での日本人選手の活躍でコロナ禍の中ではありますが、勇気と感動、元気を頂いた一年でありました。我々が働く建設現場は止まることなく、社会資本の整備に尽力し進めてこられたことは大変意義深く、幸せなことであったと思います。改めて建設産業で働く皆様でご苦労されておられる皆様に対し積極的に支援、応援していかなければならないと思います。
日本塗装工業会では、このような環境下でも「塗装で明るい街づくり」のもと、「広く社会に認知される全国組織としての自覚の下、社会のニーズを的確に捉えた諸施策を推進し、業界の発展と豊かな国づくりに貢献する」を長期方針とし、「感謝・感動・貢献」の新3Kで、未来へつないでいくための職場環境の改善、働き方改革の実践、雇用形態、賃金形態などに変革を起こせるよう取り組んでまいります。希望あふれる業種として次世代に向け、「技能の継承」、「人づくり」を推進してまいります。専門工事業者としての強みをもっと社会に発信していきたいと考えております。
日本塗装工業会長崎県支部会員一同、誇りと情熱を持ち塗装工事を通じて社会の発展に寄与できるよう邁進してまいります。本年一年間のご理解ご支援をお願いいたしますとともに、皆様方のご多幸ご健勝をご祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。
ご安全に